岐阜に帰った

僕は地元の岐阜から電車で1時間ほどの彦根に住んでいる。電車に乗ってしまえばとても近いけど、何かとても遠くにあるように感じる。とても遠くにあるように感じるし、ときどき急に帰りたくなる。

 

理由を考えてみた。

まず電車が遅い。早い時は50分もかからずに着くけど、だいたい乗り換えは2回ある。そしてど田舎を通るのであんまり車窓は面白くない。彦根周辺は新快速が30分に一本しかないので家で準備を始めたときから逆算して行動しなければいけない。(今の自宅から彦根駅までは歩いて30分程度かかる)というわけで、かれこれ3時間ぐらいの行動の見積もりが必要になる。これはあんまりオモシロくない。

 

そして心理的な理由。岐阜は僕が高校卒業までを過ごした街だ。僕の岐阜での思い出は高校で止まっている。岐阜に行くと、高校時代にタイムスリップしているような気がして不思議な感じだ。高校時代はあんまりいい思い出がないので、もしかしたらそんな記憶に向き合いたくないのかもしれない。とにかく岐阜と彦根での時間は全く僕にとって別物だ。

 

最近岐阜に帰省した。僕が卒業した後の岐阜の大きな変化は、何と言っても新しくできた図書館。この図書館今まで行ったどの図書館よりもイイ。

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図書館内部の写真

本がたくさんあるのはもちろん、居心地がすさまじくイイ。特に読みたい本が決まってなくても、ふらっと行ってしまえばだいたい一日いられる。この日は他に予定がなかったので一日ずっといたけど全然退屈しなかった。自分が高校生の時にできたらよかったなと思うけど(確か僕が大学2回生の時にこの図書館はできた)、こうやって離れた地元が変化していくのを見るのも悪くないなと思った。彦根には大きな図書館がない。ここまでの図書館をとは言わないけれど、くつろげるような図書館ができてくれたらいいなと思う。ま後半年の卒業までには無理か笑

 

 

今回の帰省では岐阜にエネルギーをもらった。また近いうちに岐阜に帰ろうと思う。