Entries from 2020-06-01 to 1 month

23年間地方にいた、いなか者が上京した話

僕がいた大学のようなコテコテの地方大学になると、就活の軸が東京勤務の可能性があるかどうかという人がいる。確かに数キロ先まで電車の走る音が聞こえる地方から見ると、東京の雑踏とか満員電車は恐ろしい。かく言う僕は上京願望が強くあった時期も、東京…

個人的直感力の鍛え方

会社で働くようになってつくづく思うが、自分の本音とか直感を忘れないように生きるのは、とても難しい。特に1年目は「仕事をできるようになる」という難題が目の前に立ちはだかる。 先輩と比べれば、当然今は仕事ができないし、早く仕事ができるようになり…

卒論体験記No.17 終 2018-2020

お断り プロセスを重視して、卒論体験記を書いてきたわけですが、あまりにプロセスにこだわりすぎて、筆が進まなくなってしまった。このまま放置しておくわけにもいかないので、先にゴールから書いてしまおうと思う。どの道、プロセスについての記事もあと1…

その夢、具体的すぎやしませんか?

いろんな人の話を聞いていて、時々夢が具体的すぎると思うことがある。今日はそれについて考えてみたい。 僕が就活を終えた頃、同じ大学のとある同級生が俺は夢が見つかったと言っていた。聞くと、「経営者になること」らしい。さらに聞くと、就活中に会った…

小さなこだわり

仕事を始めてから3ヶ月が経った。入社当初から在宅勤務で働いているのか、いないのかよくわからない時期が長かった。今も研修をしていて、僕が何か大きなものを生み出しているわけではないので、よくわからない。ただ割と毎日必死だ。仕事は手強い。慣れな…

黒人差別について

世界で黒人差別反対運動が起こっている。僕はもちろん差別には反対だが、僕のスタンスはデモに参加して声高に反対を訴える人とは異なっている。この問題に対して僕らができることは、デモ参加者も含め、僕ら自身が差別の加害者になるかもしれないと意識して…

卒論体験記No.16 2018-2020

待ち合わせ場所 グランプラス ブリュッセルにあるグランプラス広場は、世界一美しい広場と呼ばれているらしい。こういう気障な言い方をしているのは、オランダ留学時代に何回もこの広場を友だちと待ち合わせ場所に使っていたからである。ほぼ毎月ブリュッセ…

卒論体験記No.15 2018-2020

帰還 1年ぶりに降り立ったブリュッセルは肌寒かった。名古屋から丸一日近く時間をかけてヨーロッパに帰ってきた。途中の中継地のバンコクでは9時間以上時間があったので、空港から出て街を歩いた。バンコクは灼熱だった。いかにもアジアンテイストなタイ料理…

卒論体験記No.14 2018−2020

リサーチトリップの前書き 去年(2018年)留学を終えてオランダを出た時から、来年帰ってこようと決めていた。仲のいい友だちが、大学のあったマーストリヒトにいるうちに、もう一度訪れたいと思っていた。友だちがみんなマーストリヒトにいなくなってしまえ…