Entries from 2020-05-01 to 1 month

山手線1 品川、田町

家に四六時中いるのはしんどい。ということで、どこへも旅行できないこの期間に、ミクロな視点で東京を見ておこうと思う。いつもと違う今だからこそ、また違った東京が見えるはずだ。 適当に知っている駅名から品川を今日の目的地に選んだ。昨日は友だちと渋…

家にいる間にやりたい10のこと

僕が働く会社が7月末までの在宅勤務の延長を発表した。通勤やそれに伴う前後の時間がなくなって、家で過ごす時間が増えた。ぼうっとしていても、つまらないし、通勤時間、着替え時間がないこともあって時間はいつもよりあるので、在宅勤務期間中にできた時間…

インドのドアのない電車 日本企業とローカライズの話

インドの電車にはドアがない。都市部の地下鉄や長距離の寝台列車(これも手動のドアはあるけど、大抵開いている。)こそ、ドアはあるけれど、都市部の通勤電車はドアが閉められないように固定されている。だから、常時ドアをガラ空きにして走る。 日本のテレ…

計画された偶然性3

(計画された偶然性2の続き。) 行き先は、内閣府の事業で辛酸をなめたリトアニアと同じヨーロッパ、自分の大学の提携校があったオランダ。自分が本当に国際機関を目指すのか、この留学を通して見極めようとしていた。その目的があって、EUの歴史や政治的な繋…

計画された偶然性2

(前回計画された偶然性1の続き) 焦ったとはいえ、僕にすぐに起こせる行動はなかった。僕はない頭をひねって、大学のパソコンで検索することにした。検索ワードは「大学生 国際交流」。シンプルすぎる。すると、一番上にカッコ良さそうな国際交流事業が出て…

計画された偶然性1

大学生になったら、自力で海外に行くものだと思っていた。とは言え、一人でいきなり行くのは怖い。1回生の春学期に受講していた大学の授業で3週間タイに行くプログラムが紹介されていた。ちょっと値段は張ったが、親からお金を借りて参加した。 大学生にな…

卒論体験記No.13 2018-2020

超えられない言葉の壁 暗黙知 経験知の話 ちょっと回り道から入る。僕は人の感覚、考えの本当に大事なところは実際に目にしたものからしか作られないと思っている。実体験、直接体験は極めて思いということ。僕も留学、内閣府の事業を通して、見たもの、そこ…

卒論体験記No.12 2018-2020

3年生の2月がすぎると、いよいよ就活が本格化してきた。僕も大学卒業後のことを真剣に考えないといけない時期にきたのだ。 短い就活戦記 3勝30敗。それが僕の就活戦跡である。入った会社がたまたま誰でも知っている大手企業だったから、あたかも僕が狙い打…

Local cities in globalisation 1

Family trip I'll turn 24 next week in 5 days. In 24 years so far, I have visited around 40 countries. I'm lucky guy. My parents told me before the first place which I visited in foreign country is Hawaii. However, I don't remember anything…

卒論体験記No.11 2018-2020

昨日気付いたのだが、丸囲みの数字の入力は意外とメンドくさい。昨日はエクセルで丸囲み数字を入力しようとしたのだが、調べていて、どうも一度ワードで丸囲みにしてからコピペしないといけないことがわかった。僕はITに疎いので(ITはダメダメなんですとい…

留学について思うこと

外国に行くのが夢のように感じられる。昭和みたいだ。ずっと家にいて、どこにも行けないと、ふと留学の時期の思い出に思いを馳せることがある。 留学で人生は変わるのか。そう聞かれることがよくあるけど、僕は変わると思う。住む場所も、関わる人も、時間配…

自分を守ってくれる組織

僕は、世の中的に知名度のある組織に所属したことがない。小学校から大学まで見事にそうで、名前を出しても首を傾げられることが多い。(中学校だけ、国立大学の附属校だったので、地元の教育ママたちにはよく知られていた。)少し前までは、それを低学歴と…

卒論体験記⑩ 2018-2020

古賀洋吉さん 古賀洋吉さんという人がいる。僕の目線を大きく上げるようなすごい人は、今までたくさんいたけど、古賀さんほど優しくて、それでいて夢をもたせてくれるような言葉を発する人はいない。 古賀さんを見つけたのは、あきおさんのブログである。前…

自分の道に誇りを持てるように

自分に誇りを持っていきたい。自分に誇りを持てるような生き方をしたいと常々思う。 強烈な2つの経験がある。一つは、前のブログに書いたあきおさんに会った時だ。こんなに自分の人生を激しい熱量で生きている人がいるのかと思って、びっくりした。目から鱗…

視覚をコントロールせよ!目で見るものが一番大事な理由。

視覚のコントールはとても大事である。なぜなら、それが僕らの感覚を作るからだ。 何を見るか、どんな人を目にするかというのが自分の基準になる。見たものは僕らの思考を作っていく。 だから、どんなものを見るか、どんな人に会うかはできる限りコントロー…

卒論体験記⑨ 2018-2020

巨人 怖い。それが会ったときの正直な感想だった。 その人は当時就活で気になっていたリクルートの社員ということで会いに行った。が、その人はそれをはるかに上回る存在だった。というか、自分の想定の天井をバリバリ壊すような「すごい人」だった。僕は自…

卒論体験記⑧ 2018-2020

本との出会い 僕の所属していたゼミは、大学の中では比較的「忙しい」とされているゼミである。毎年、発表大会直前になると、発表スライドや情報収集などに忙殺されて、三徹!(大学生用語で三日連続で徹夜すること。さすがにそんなに徹夜したら、死んでしま…

卒論体験記⑦ 2018-2020

空回り、期待値 夏休み明けの9月ごろ、僕の思いは何度も空回りしていた。どう自分の理想像を伝えても、全くグループに浸透していかなかった。僕の期待値と現実とのずれに、大きく失望していた。 オランダの幻影に取り憑かれていた時期でもあったと思う。オラ…

卒論体験記⑥ 2018-2020

職場体験 そのインターンシップの会場は名古屋にあった。初めてスーツに身を通して、やっと他のゼミ生の就活に追いついた気がした。(帰国直前、同級生がゴリゴリインターンシップに行っているという情報を聞かされて、焦っていた。) インターンシップは、…

卒論体験記⑤ 2018-2020

進学希望 8月の頭に帰国した後、しばらく僕は何もしていなかった。というのも、外国の大学院に行きたいという思いがくすぶっていたからだ。留学から帰ってきて、すぐ改めて留学したいと言い出す。親や大学の先生など、周りの人が否定的な反応を示すことは、…

卒論体験記④ 2018-2020

3ヶ月の夏休み、元留学生 僕は、2018年の8月に留学を切り上げて、オランダから帰国した。あえて、切り上げてという言い方をしたのは、授業が終わったタイミングで帰国した訳ではなく、自分で決めたタイミングで帰国したというからだ。 正直に言うと、オラン…

卒論体験記③ 2018-2020

これからの記事の章立て それら状況を散々説明した上で、これからの記事をどんな章立てで書くのかをはっきりさせておきたい。といっても大そうなことはなく、いくつかの期間で区切って、時系列で書く。 1 留学後から3回生の終わりまで。ゼミのチーム研究の…

卒論体験記② 2018-2020

ちなみに僕の卒論のテーマ 回り道から入ったけど、ちなみに僕の卒論のテーマは、「国際的起業家を形作った過去の経験は何か」である。散々、前置きをしておいて、なんじゃこのテーマはという人もいるでしょう。(というかほとんどそうだと思います。冷めた反…

卒論体験記① 2018-2020

卒業式のない卒業 僕は、今年の3月に大学を卒業した。今年はありとあらゆるものが中止になっていて、僕の大学の卒業式も3月の頭に取りやめの通知が来た。大学で知り合った人と、集まる最後の機会がなくなってしまったことは残念だったけど、僕は思っていたよ…