ご縁

 ご縁。僕はこの言葉が好きだ。生きていると、想定外のことや、予想もしていなかった出会いがたくさんある。というかほとんどの出来事や出会いは予測することが不可能だ。そういうものを受け入れていく姿勢をこの言葉から出ていて、いい言葉だなとつくづく思う。

 

 

 一目で見てラッキーな出会い、出来事は誰だって好きだ。棚からぼたもちが落ちていて喜ばない人はいないと思う。問題は一見ラッキーに見えないできごとに遭遇した時だと思う。その時受け入れるか断ってしまうかは後々大きな違いを生む気がする。

 

 

 大概のことは続けて見なければ、その価値はわからない。深く入り込んで見ないと、本当の価値や魅力、やりがいなんかはわからないはずだ。わからない状態で走ってみて、振り返った時に足跡のようにできているものなのかもしれない。よくわからないけれど、こういうことも起こるべくして起きるものなんだと思う。何か意味があるから自分の目の前に現れた。こういう出会いをご縁というのだろう。

 

 

 今僕はとあるボランティア団体のリーダーをしている。はじめてリーダーを任されてた時、僕はなぜ僕がやらなければいけないのかよくわからなかった。今でもわからない部分が正直大きいし、嫌だと断ってしまえば、それで終わらせてしまうこともできる。でも、それが僕に任されたというのもまたご縁。起こるべくして起こったはず。今は分からないけれど、価値があったと言えるように取り組んでみたい。