番外編 機内食 ヨーロッパ2019

 エコノミークラスの機内食は、はっきり言って美味しくない。どうせそんなに美味しくないんなら、いじっちゃえと思って、今回の旅では特別な機内食をオーダーしてみることにした。スペシャルミールを注文すると、いいことは大きく2つある。

 

① 世界の食文化が(やけどしない範囲)で体験できる。

 変更にお金がかからないスペシャルミールは、航空会社にもよるけど、ざっと10から20種類くらいある。中には、高タンパク食や特定の宗教のごはんみたいな日本ではなかなか食べられないご飯も多い。もともとの機内食もそんなにテンションが上がるようなメニューではないので、仮にオーダーした機内食が美味しくなくても、割とすんなり受け入れられる。

 

②他の人より早いタイミングで機内食を食べられる。

 スペシャルミールは早めに持ってきてくれるので、前の人から機内食を配りはじめて延々と待つ...みたいなことをする必要がない。だいたい子ども用のご飯と同じタイミングで食べられる。なんなら、子どもよりも先に食べられることもよくある。自然に機内の他の人の視線を集めることになる。

 

今回は、機内食のある飛行機に4回乗って、それぞれ別の機内食を注文した。それぞれについてコメントしてみたい。全てエコノミークラスの食事。

 

 

ベジタリアンミール(名古屋〜バンコク

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味        3/5

ボリューム              4/5

サプライズ感          3/5

総合満足度             3/5

 野菜と米が中心で、あんまり食べ応えがない。何か足りない感がすごい。

 

2kosher meal (バンコクブリュッセル

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味        4/5

ボリューム              4/5

サプライズ感          5/5

総合満足度             4.5/5

ユダヤ教徒用の食事。夜12時半発の飛行機で出発してすぐに出てきたごはん。全ての料理がラップで包まれていたのが、印象的だった。

 

 

ヒンドゥーミール(ブリュッセルバンコク

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味        5/5

ボリューム              4/5

サプライズ感          4/5

総合満足度             4.5/5

眠かったので、あまりこのご飯については覚えていない。バランスのいい食事だった。

 

 

 

ハラールバンコク〜名古屋)

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味        5/5

ボリューム              5/5

サプライズ感          4/5

総合満足度            4.5/5

この旅の機内食の中で一番美味しかったかもしれない。ご飯とチキンの組み合わせが最高だった。パンがあまりにパサパサだったのが数少ない難点。

 

 ここからは、前にインドネシアに行った時の機内食。行き(名古屋からジャカルタ)が、ガルーダインドネシア航空、帰り(クアラルンプールから福岡)がエアアジアXだった。

 

5オリエンタル料理(名古屋〜ジャカルタ

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味        /5

ボリューム              /5

サプライズ感          /5

総合満足度             /5

 

 

6チンおじさんの鶏飯(クアラルンプール〜福岡)

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味        /5

ボリューム              /5

サプライズ感          /5

総合満足度             /5

前日に激辛料理を食べて、胃も口も死んでいたのであんまり料理についての感想がなかった。チンおじさんごめんなさい。

 

 

まとめ

 飛行機の中ははっきり言ってヒマ。頭がぼーっとするので、読書や映画に集中するのは大変だ。機内食はめちゃくちゃ美味しいわけではないけれど、「文化体験」付きなら、多少口に合わなかったとしても、十分食事を楽しめる気がする。長いフライトに飽きてしまったら、食事をアレンジしてみてはいかが?