Day3 ロッテルダム、デン・ハーグ ヨーロッパ2019

 この日は午後にしか予定がなかったので、朝はゆっくりすることにした。ホステルの朝ごはんは10ユーロ以上もしたので、近くのスーパーでかって食べることにした。

 

 留学中食べていたかは覚えていないけど、オランダのスーパーのお惣菜は結構いい。ボリュームがめちゃ多いサンドイッチとかカレーライスがあって、35%オフのものを見つければ、だいたい5ユーロ以下で暖かいご飯が食べられる。ホテルの朝ごはんは、食パンとチーズだけのことが多いので飽きてしまう。コーヒーは無料のサービスとのことだったので、もらうことにした。風邪予防ではちみつを入れて飲んだ。

 

 11時ごろに電車でデン・ハーグに向かった。オランダは日本と比べても、電車の料金が高い。この旅では、電車を使う予定が他になかったので、久しぶりにオランダの電車に乗ることができて、嬉しかった。結局、アムステルダムでも電車に乗ることになる。

 

 デン・ハーグは20分くらいで着いた。オランダの電車の駅は、どれもスタイリッシュでかっこいいけど、デン・ハーグ中央駅がお気に入りだ。ガラス張りの終着駅で、ホームは2層構造になっている。未来都市みたいだ。

 

 デン・ハーグで見たかったところは、2箇所しかなかったので、夕方6時の待ち合わせまでには随分時間があった。デン・ハーグで見たかったのは、オランダのビーチのシュベーニンヘンと、フェルメールの「真珠の耳飾りの女」があるマウリッツハイス美術館だ。美術館はいいとして、ビーチは片道5kmくらい。めちゃ遠いけど、暇すぎるので行ってみることにした。

 

 しかし。やっぱりめちゃ遠かった。ので、3kmくらい歩いて、断念して、街ぶらに変更した。最初からトラムで歩いときゃよかったなあと思いながら、ブラブラしていたら国際司法裁判所の前に出た。場所がわからないから、行けないと思っていたので、たまたまたどり着いたのは、めちゃラッキーだった。

 

 国際司法裁判所の前でサンドイッチを食べて、マウリッツハイス美術館に向かった。ディスカウントストアに寄り道をしたりして、美術館の持ち時間はだいたい1時間くらいになった。僕は動かないものをじっと見るのが、すごく苦手である。美術館は1時間くらいがちょうどいい。

 

 マウリッツハイスは、思ったよりも小さかった。大きめの一軒家くらい。事前にほとんど調べずに来てしまったので、地球の歩き方に載っていた、スーパースタークラスの有名な絵画以外は、高速で通り過ぎた。

 

 で。「真珠の耳飾りの女」は、すごく静かな絵だった。というのも、有名な絵は、すごい人だかりができていることがよくあるけど、この絵には、特別人が集まっているということがなかった。美術館にある展示のうちのひとつ。そう見えた。

 

 18時にムハンマドくんと待ち合わせ。この旅で一番楽しみにしていた再開のひとつだった。

 

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そもそも、わざわざデン・ハーグまで来る人が少ないのかもしれない。(2019.9.19 Den Haag)

 

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ルーブル美術館モナリザ。人の数がすごい。去年留学の最後の最後に行った時の写真。(2018.7.28 Paris)