Day4 アムステルダム ヨーロッパ2019
アムステルダムは、どうも肌に合わない。オランダ人の友だちと話していて、アムステルダムにネガティブな印象を持っている人が多いなと思ったけど、なんとなくその気持ちは理解できる。
この日は、移動日だった。ロッテルダムからバスを乗り継いで、翌日飛行機に乗る予定のアイントホーフェンまで行く。この度の中では、割と長旅の日だ。とはいえ、半日バスに乗っているだけだ。
ロッテルダムは昼頃に出発した。出発前に街を散策して、いつかの映画でジャッキーチェンが使っていたビルの斜面を見つけて、テンションが上がった。
ロッテルダムとアムステルダムは、東京と大阪みたいなイメージだけど、この2つの都市はバスで1時間半くらいしか離れていない。昼にバスに乗って割とすぐに着いた。アムステルダムのバスターミナルは、中央駅から数駅離れたSloterdijk駅にある。ここには何もないので、電車で移動して中心部を見ることにした。
中心部は、やっぱり混みまくっていた。特に中央駅前は本当に観光客でごったがえしている。誰かが「アムステルダムの中央駅を出ると、オランダっていいなって思います」って言っていたけど、僕は田舎者なので人混みがすごすぎて、ビビってしまう。
ざっと街を一通り見て、待ち合わせ時間が近づいてきたので、Sloterdijk駅に戻った。待ち合わせ相手は、去年韓国に行った時に、同じ宿に泊まっていたオーストリア人である。彼はもともとVMWで働いていて、今はアムステルダムの歯科用品を扱う会社で働いているらしい。彼いわく、アムステルダムの地元の人は中心部には行かず、北側の静かなエリアを好んでいるらしい。昔アムステルダム出身の友人が、アムステルダムの本当の魅力は郊外にあるって言っていた。やっぱりそうなのかもしれない。
1時間くらい話したあと、再びアイントホーフェンに向かってバスに乗った。今度は2時間くらいかかった。着いたのは夜で、街はカーニバルみたいなのをやっていて、なんだかやかましかった。昨日まではホステルに泊まっていた（ロッテルダムのホステルはきれいだったけど、部屋に日本の３倍くらいの大きさの蚊が３０匹くらいいて寝られなかった。ブリュッセルのホステルは、シャワーにお湯が出なくて頭がキーンってなった。）けど、今日から５日間は個室だ。静かすぎるところに泊まるのは、あまり好きではないけれど、たまにはこれもいい。明日から東欧だ。
