タージ・マハルと知らないこと Diary No.5


今日は大学でお世話になっている先生に同行して、デリー近郊の日本企業のインド支社とデリーから車で2時間くらいのアグラにあるタージ・マハルを見に行った。

大学時代、海外の企業訪問は何度か経験している。日本と外国の経済的な結び付きが直に感じられれ、面白い。この日は大阪に本社がある自動車部品メーカーを訪問した。オフィス自体も面白かったし、日本人インド支社長さんのインドと日本の違いの話も、なかなか強烈で面白かった。

その後、タージ・マハルに行った。タージ・マハルは荘厳だった。死んだ人への愛を表すために、わざわざ巨大な墓を作るなんて、すごいなと思った。

ただ涙が出るほどの感動はなかった。何が原因かぐるぐる頭を巡らせて考えてみた。おそらく、それは確認の作業になってしまっていたからだと思う。今まで、何度もタージ・マハルは写真で目にしてきた。だいたいイメージができたものを見ても、感情の動く幅は小さくなってしまう。知らないとかイメージが悪いもののよさに触れたりとかしたときに、大きく感情が動くのかもしれないと、感じた。

 


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▲斜め横から狙ったタージ・マハル。中までピカピカやった。インドらしくないゾ。