人と繋がること
人と繋がるってすごい難しいことだなと時々思う。
大学生にもなると、今まで育ってきた環境も違うし、大学時代に取り組んできたことも全然違ったりするので共通の話題とか興味を探すのは大変だ。(山崎まさよしは本当にうまく言っている!!)
大学1,2回生の頃を思い出すと、人と繋がりたい気持ちがすごく強かったのに、今でもサシで会おうってなる人は少ない。今まで1000人くらいに会ってきたけど、今でも繋がってると感じる人は、その1割以下だ。今5年の大学生活を振り返ると、どういう関わり方をした人が後に残っているのか、何となく筋が見える気がする。
⒈自分で選びとって参加したプロジェクトに一緒に取り組んだひと。
今まで参加したプロジェクトはいくつかあるけど、大事なのは「自分で選びとった」
ことだと思う。例えば、大学の必修の授業でやったプロジェクトとかだと、「あー、や
っと終わったわ。」と思って、そのままメンバーとの縁も薄れていくことが多い。逆
に、自分で探してきて応募したプロジェクトとかプログラムだと、取り組むにもかなり
力が入るし、自分の周りにいるメンバーもそうだな思うことが多かった。(さすがにわ
ざわざイヤイヤ応募してくるひとは稀でしょう。)
大学時代に面白いプログラムに応募してくる人は、それまでの人生のストーリーも面白
いことが多い。本当にオイシイ情報は、表には出回らずそういう人の雑談レベルの話か
らもたらされることが多い。結局いい話は、一部の人たちに集まっていくのかもしれな
い。僕の経験だと、外務省関連の大学生を韓国に派遣するプログラムやオランダ留学が
そうだった。
[参考] 対日理解促進交流プログラム「JENESYS2019」大学生派遣
http://www.jkcf.or.jp/youth/2019daigakuseihoukan_boshu/
ちなみにいい情報があった時に応募してみる人は、だいたいいつでもノリがいい。そう
いう人は、良さげな話を持っていくと、ポジティブなリアクション(それいいっすね!
やってみますわ!みたいな反応)をしてくれるので、オイシイ話があるとまた持って行きたくなる。大概本当にオイシイと思う話は、表には出したくないものだ。
⒉同じプロジェクトの中で、一所懸命に取り組んでいると感じたひと。
目の前のことに真面目に取り組んでいるかどうかは、意外と見られている気がする。
目の前のことに一所懸命に取り組めない人は、環境にいちいち文句を言うし、他人
の頑張りにもケチをつけていることがよくある。文句が多い人は、一緒にいてイヤな気
持ちになるので、できればあんまり近寄りたくない。(僕も愚痴をこぼしてしまうこと
があるので、気をつけているが)結局完璧な環境が整うことは、ほぼないので、その場
でできることにベストを尽くして取り組んでいるかが大事だ。例え、自分の力がすごく
はなくても、ベストを尽くしている人は周りはリスペクトするし、助けようとする。結
果、いい人の集まりができる。
⒊オープンマインドなひと。
さっき書いたノリがいい人に近い。何かに誘ってみた時には、「とりあえずやってみ
ぜ!」と一言目に言う人は、次も誘いたくなる。自分の興味の幅にとらわれずに、あま
り知らないことでもとりあえずやってみるスタンスの人はチャンスが集まる。去年仲の
いい友人に「それは自信とかなんとかなるみたいなどっしりした構えが必要なんじゃな
いか。」と言われて、確かにそうかもしれないなと思った。
僕は、あんまり考えずになんとなく、ご飯やお茶に誘うことが多い。今回その無意識
の判断を言葉にしてみた。いざ書き出してみると、人と仲良くなるのもそうだけど、ど
れも人と関わる上で大事な姿勢な気がした。一言で言うと、「他人のことも、自分のこ
とも、目の前のタスクも大事にしている人」みたいな感じかもしれない。僕もまだまだ
なことが多いので、自分の取り組みを時々点検してみようと思う。